Comfy Cloudを使ってみたいものの、「月額はいくらなのか」「クレジットとは何なのか」「Standard・Creator・Proのどれを選べばよいのか」と迷う人は多いでしょう。
特に注意したいのは、Comfy Cloudが月額料金を払えば無制限にGPUを使えるサービスではないことです。
各プランには毎月一定量のクレジットが付与され、ワークフローをGPUで実行している時間やPartner Nodesの利用によって消費されます。
一方、ワークフローを編集したりPromptを書いたりしている時間にはGPU実行分のクレジットは消費されません。
この記事では、2026年8月10日時点の料金をもとにStandard・Creator・Proを比較し、クレジットの仕組み、自前モデルやLoRA、Cloudで使えるGPU、ローカルComfyUIとの違いまで解説します。
後半では、実際にComfy Cloudへ登録してTemplateから最初のワークフローを実行する流れ、プラン変更や解約方法まで確認します。
高性能GPUを持っていない人や、ローカル環境のVRAM不足で重い動画生成ワークフローを試せない人は、自分でGPUを購入する場合と比較しながら読み進めてみてください。
- Comfy Cloudの料金はいくら?Standard・Creator・Proを比較
- Comfy Cloudのクレジットとは?月額を払っても使い放題ではない
- Comfy CloudではRTX 6000 Pro 96GBのGPUを使える
- 自前モデルやLoRAは使える?Creator以上ならインポート可能
- Comfy CloudとローカルComfyUIはどちらを使うべき?
- Comfy Cloudの使い方|登録から最初の生成まで
- Comfy Cloudを契約する前に知っておきたい注意点
- Comfy Cloudのプラン変更・解約方法
- Comfy Cloudのよくある質問
- まとめ|Comfy Cloudは利用量と自前モデルの有無でプランを選ぼう
Comfy Cloudの料金はいくら?Standard・Creator・Proを比較
2026年8月10日時点のComfy Cloudでは、個人利用で比較しやすいプランとしてStandard、Creator、Proがあります。
月払いはStandardが20ドル、Creatorが35ドル、Proが100ドルです。
年払いではStandardが年192ドル、Creatorが年336ドル、Proが年960ドルとなり、実質月額ではそれぞれ16ドル、28ドル、80ドル相当になります。
料金だけではなく、毎月付与されるクレジット、自前モデルのインポート可否、1回のワークフローを実行できる最大時間も確認して選ぶことが重要です。
| プラン | 月払い | 年払いの実質月額 | 月間クレジット | 自前モデル・LoRA | 最大Workflow実行時間 | API同時実行 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Standard | 20ドル | 16ドル相当 | 4,200 | 非対応 | 30分 | 1 |
| Creator | 35ドル | 28ドル相当 | 7,400 | 対応 | 30分 | 3 |
| Pro | 100ドル | 80ドル相当 | 21,100 | 対応 | 1時間 | 5 |
料金差だけを見るとStandardが選びやすく見えます。
ただし、自分のLoRAやモデルを使いたい場合はCreator以上、1回の処理が30分を超える可能性がある場合はProが候補になります。
まずプリインストール済みのモデルやTemplateで試すならStandard、自前モデルが必要になったらCreatorへ変更する方法もあります。
最初から必要以上に上位プランへ契約するのではなく、用途に合う最低限のプランから始めるとクレジットを無駄にしにくくなります。
Standardは月20ドル・4,200クレジット
Standardは、月払い20ドルで毎月4,200クレジットが付与される最も始めやすいプランです。
年払いでは192ドルで、12か月で割ると月16ドル相当になります。
1回のWorkflow実行時間は最大30分で、API経由では1Workflowを同時実行できます。
Standardが向いているのは、Comfy Cloudに用意されているプリインストールモデルやTemplateを中心に、画像生成や動画生成を試してみたい人です。
一方、自分で用意したモデルやLoRAのインポートには対応していません。
普段ローカルComfyUIで特定のLoRAを使っている人は、この制限を確認してから契約してください。
初めてComfyUIを触る人や、まずCloudの操作感とクレジット消費量を確認したい人なら、Standardから始める判断がしやすいでしょう。
Creatorは月35ドル・7,400クレジットで自前モデルを使える
Creatorは月35ドルで、毎月7,400クレジットが付与されます。
年払いは336ドルで、実質月28ドル相当です。
Workflowの最大実行時間はStandardと同じ30分ですが、API同時実行数は3まで増えます。
Creatorの大きな違いは、自分のモデルやLoRAをインポートできることです。
現在のComfy CloudではCreator以上になると、CivitaiやHugging Faceから対応モデルをインポートできます。
普段使っているLoRAをCloudでも利用したい人や、プリインストールモデルだけでは足りない人にとっては、StandardよりCreatorを選ぶ理由が明確です。
月間クレジットもStandardの4,200から7,400へ増えるため、動画生成の回数が増えてきた人にも比較しやすいプランです。
Proは月100ドル・21,100クレジットで1時間まで実行できる
Proは月100ドルで、毎月21,100クレジットが付与されます。
年払いは960ドルで、実質月80ドル相当です。
自前モデルのインポートに対応し、APIでは最大5Workflowを同時実行できます。
Creatorとの大きな違いは、1回のWorkflow実行時間が最大1時間まで延長されることです。
StandardとCreatorでは1回30分が上限ですが、Proでは1時間まで実行できます。
上限を超えたJobは自動的にキャンセルされるため、長時間処理ではクレジット残高だけを見ればよいわけではありません。
長い動画生成、複数段階の処理、重いアップスケールなど、1回のWorkflowが30分を超える可能性が高い場合はProを検討しやすくなります。
反対に、1回の処理が30分以内で収まるのであれば、自前モデルが必要という理由だけでProまで上げる必要はありません。
迷ったら「自前LoRAを使うか」と「30分を超えるか」で選ぶ
Standard・Creator・Proで迷ったら、最初に「自分のモデルやLoRAを使うか」を確認してください。
プリインストールモデルで十分ならStandard、自分のモデルやLoRAを使うならCreator以上が候補です。
次に、1回のWorkflowが30分を超える可能性があるかを確認します。
30分以内ならStandardまたはCreator、30分を超える処理が必要なら1時間まで使えるProを検討します。
そのうえで月間クレジットが足りるかを見れば、プランを選びやすくなります。
なお、Standardだから低性能GPU、Proだから高性能GPUになるという料金体系ではありません。
プラン差は主に付与クレジット、自前モデル、Workflow実行時間、API同時実行数などにあります。
Comfy Cloudのクレジットとは?月額を払っても使い放題ではない
Comfy Cloudでは、各プランの月額料金に一定量のクレジットが含まれています。
クレジットは主に、Workflowが実際にGPUを使用して動いている時間と、Partner Nodesを利用したときに消費されます。
そのため、月20ドルのStandardへ契約すれば1か月間GPUを無制限に使えるという意味ではありません。
一方、Canvas上でノードを接続したり、Promptを考えたり、Workflowを編集したりしているだけの時間はGPU実行時間として課金されません。
月額料金を比較するときは、「20ドルか35ドルか」だけではなく、自分の生成内容で何クレジット程度使うのかも確認してください。
クレジットはGPU実行時間とPartner Nodesで消費する
Comfy Cloudのクレジットが減る主なタイミングは、WorkflowをRunしてGPUが実際に処理しているときです。
Workflowを開いて構成を変更しているだけで、GPU実行分のクレジットが減り続けるわけではありません。
もうひとつがPartner Nodesです。
Partner Nodesでは、利用するモデルやパラメータによって必要クレジットが変わります。
このクレジットはComfy Cloudのサブスクリプションで付与されるものと同じプールから消費されます。
つまり「Cloud用クレジット」と「Partner Nodes用クレジット」が完全に別々に請求される仕組みではありません。
Partner Nodesでどのようなモデルを使えるのか詳しく確認したい場合は、ComfyUI Partner Nodesの使い方で利用方法と料金の考え方を確認してください。
5秒動画なら約11クレジットが一つの目安
クレジットの数字だけでは、実際にどれくらい生成できるのか想像しにくいでしょう。
Comfy公式料金ページでは、Wan 2.2 Image-to-Video Templateを81 frames、18fps、640×640、4-step samplerのデフォルト設定で使った5秒動画を、約11クレジットの参考例として示しています。
この条件では、Standardの4,200クレジットで約380本、Creatorの7,400クレジットで約670本、Proの21,100クレジットで約1,915本という目安が掲載されています。
ただし、「Comfy Cloudなら5秒動画は必ず11クレジット」と考えないでください。
公式でも、より重いモデル、高い解像度、Partner Nodesの利用などによって必要クレジットは増えると案内しています。
自分が実際に生成するWorkflowを何回か動かし、消費量を確認してから月間利用量を見積もるほうが現実的です。
料金例に使われているWan系の動画生成を試したい場合は、Wan 2.2をComfyUIで使う方法でWorkflowや生成設定も確認できます。
クレジットが足りなくなったらTop-upで追加購入できる
月の途中でクレジットを使い切っても、すぐに上位プランへ変更する必要はありません。
Comfy CloudではTop-up creditsを追加購入できます。
利用時には月間クレジットが先に消費され、それを使い切ったあとにTop-up creditsが使われます。
月間クレジットとTop-upでは有効期限も異なります。
サブスクリプションに付属する月間クレジットは請求サイクル終了時にリセットされ、翌月へ繰り越されません。
Top-up creditsは購入日から1年間有効です。
また、現時点では未使用クレジットの返金には対応していません。
毎月の使用量に波がある人は、最初から大量の月間クレジットが付く上位プランへ変更するより、必要な月だけTop-upを利用する方法も比較してください。
Comfy CloudではRTX 6000 Pro 96GBのGPUを使える
Comfy Cloudを利用する大きな理由のひとつが、自分で高額なGPUを用意しなくても高VRAM環境を使えることです。
現在の公式料金ページでは、Comfy CloudのMachine SetupとしてBlackwell RTX 6000 Pro、96GB VRAMが案内されています。
さらに900以上のプリインストールモデルが用意されているため、自分で大量のモデルをダウンロードして環境を整える手間も減らせます。
Cloudと自前GPUのどちらに費用をかけるか迷っている場合は、動画生成AI向けGPU・VRAMの選び方で16GB・24GB・32GBの違いも確認すると比較しやすくなります。
96GB VRAMならローカルGPUで重いWorkflowも試しやすい
96GBのVRAMがあると、一般的なコンシューマー向けGPUではメモリ不足になりやすい大型モデルや、複数段階のWorkflowを試す余裕を持ちやすくなります。
特に動画生成、アップスケール、複数モデルを組み合わせる処理では、VRAM容量がローカル環境の制約になることがあります。
ただし、96GB VRAMならどんなWorkflowでも無条件に動くという意味ではありません。
Comfy Cloudには1回のWorkflow実行時間や対応Custom Node、自前モデルのインポート方式など、VRAMとは別の条件があります。
そのため「VRAM不足を避けたい」という目的ならCloudは有力ですが、「ローカルと同じ自由度で何でもインストールしたい」という目的では、別の比較が必要です。
自前モデルやLoRAは使える?Creator以上ならインポート可能
自分のモデルやLoRAを使いたい場合、Creator以上のプランを選ぶ必要があります。
現在のComfy Cloudでは、CivitaiとHugging Faceからモデルを直接インポートする機能がCreator以上で提供されています。
インポートしたモデルは自分のModel Libraryに保存され、他の一般ユーザーへ公開されるものではありません。
ただし、ローカルPCのmodelsフォルダへファイルをコピーする感覚とは異なります。
対応する外部サービスからCloudへ取り込む仕組みなので、利用前に形式とインポート方法を確認してください。
Civitai・Hugging FaceのURLからモデルをインポートする
モデルを追加するときは、Comfy Cloudの左サイドバーからModelsを開き、Model LibraryのImportへ進みます。
そこでCivitaiまたはHugging Faceから取得したモデルリンクを貼り付け、Model Typeと保存先を選択してダウンロードを開始します。
公開モデルだけでなく、privateモデルをインポートする仕組みも用意されています。
privateモデルの場合は、CivitaiのAPI keyやHugging FaceのAPI tokenを取得し、Comfy Cloud SettingsのSecretsへ登録します。
その後は公開モデルと同様にリンクを使ってインポートできます。
自分で学習したLoRAを利用する場合も、手元のファイルを直接ドラッグしてアップロードするのではなく、対応するCivitaiまたはHugging Face側へ置いてから取り込む形になります。
自前モデルにはファイル形式やインポート方法の制限もある
Creator以上なら、ローカルで使えるすべてのモデルファイルをそのままCloudへアップロードできるわけではありません。
現在の公式ドキュメントでは、インポート対象のファイル形式はsafetensorsに制限され、実質的なファイルサイズ上限は100GBまでとされています。
ローカルHDDから直接アップロードする方法には対応しておらず、CivitaiまたはHugging Faceのダウンロードリンクを使います。
chunked model filesもそのままではインポートできず、1ファイルへまとめる必要があります。
モデルカテゴリについては、Cloud側のImport画面で選択できるモデルフォルダが基準です。
Creatorへ契約する前に、使いたいCheckpoint、LoRA、VAE、ControlNetなどが現在のインポート条件へ合うか確認しておくと、「契約したのに目的のモデルを使えなかった」という失敗を防ぎやすくなります。
Comfy CloudとローカルComfyUIはどちらを使うべき?
Comfy CloudとローカルComfyUIは、どちらか一方が常に優れているわけではありません。
高性能GPUを用意せずすぐ使いたいならCloud、自分でGPUを所有し自由にモデルやCustom Nodeを管理したいならローカルが向いています。
Comfy公式ドキュメントでも、Cloudは月額サブスクリプションとサーバーGPUを利用する形、セルフホスト版は無料で自前GPUを利用する形として整理されています。
| 比較項目 | Comfy Cloud | ローカルComfyUI |
|---|---|---|
| 基本コスト | 月額+クレジット | ComfyUI自体は無料 |
| GPU | Cloud側で用意 | 自分で用意 |
| VRAM | RTX 6000 Pro 96GB | 所有GPUによる |
| セットアップ | 少ない | 自分で構築 |
| Custom Node | Cloud対応Node | 自由に導入しやすい |
| モデル | プリインストール+条件付きインポート | 自由に管理しやすい |
| オフライン利用 | 不可 | 可能 |
| 保守 | Cloud側の比重が大きい | 自分で管理 |
| 向く利用頻度 | 必要なときだけ使いたい場合にも向く | 高頻度利用で活用しやすい |
高性能GPUをすでに所有している人がCloudへ完全移行する必要はありません。
一方、ローカルPCのVRAMが足りないWorkflowだけCloudで動かすような使い分けも考えられます。
Comfy Cloudが向いている人|高性能GPUを買わずにすぐ使いたい
Comfy Cloudが向いているのは、高額なGPUを購入せずにComfyUIを始めたい人です。
ローカルインストールが不要で、プリインストールされたモデルや対応Custom Nodeを使ってWorkflowを動かせます。
特に「動画生成AIを試したいが、現在のPCではVRAMが足りない」という場合は、高VRAM GPUを購入する前にCloudで目的のWorkflowを試す方法があります。
また、モデルダウンロードやPython環境の構築などに時間を使いたくない人にも向いています。
ただし月額料金に加えて利用量に応じてクレジットを消費するため、毎日長時間生成する場合はローカルGPU購入との費用差も確認したほうがよいでしょう。
CloudとGPU購入で迷う場合は、動画生成AI向けGPU・VRAMの選び方も確認し、16GB・24GB・32GB GPUを購入した場合と比較してください。
ローカルComfyUIが向いている人|自由度と長期運用を重視したい
高性能GPUをすでに持っていて、ComfyUIを頻繁に使う人はローカル運用が向く場合があります。
セルフホスト版ComfyUI自体は無料で、自分が必要とするモデルやCustom Nodeを管理でき、オフラインでも利用できます。
特に独自のCustom Nodeを多数使うWorkflowや、Cloudの対応状況を気にせず環境を変更したい場合はローカルの自由度がメリットになります。
一方で、モデル管理、Pythonや依存関係、GPUドライバー、VRAM不足などの問題は自分で対応する必要があります。
自前GPUを持っていてローカル環境を構築したい場合は、ComfyUIをローカルPCへ導入する方法でセットアップ手順を確認してください。
Cloudとローカルのどちらかに統一する必要はありません。
普段はローカルで作業し、高VRAMが必要なWorkflowだけCloudへ回す使い方も選択肢です。
Comfy Cloudの使い方|登録から最初の生成まで
Comfy Cloudは、アカウントを作成しただけではWorkflowを実行できません。
公式ドキュメントでは、Cloud内を閲覧して操作することはできますが、Workflowを実際にRunするには有効なサブスクリプションが必要とされています。
初めて使う場合は、料金プランを契約したあと、空のCanvasからWorkflowを作るのではなくTemplateを利用すると始めやすくなります。
Comfyアカウントを作成して料金プランを選ぶ
Comfy CloudへアクセスしたらComfyアカウントでログインし、Subscribeから契約したいプランを選択します。
サブスクリプションの支払い管理にはStripeが利用されています。
自分のモデルを使わないならStandard、自前LoRAが必要ならCreator、30分を超えるWorkflowが必要ならProという基準で選ぶと迷いにくくなります。
契約後は自動更新となり、キャンセル設定をしない限り継続します。
月払いの場合は最初に契約した日付と時刻を基準に毎月更新されます。
最初から年間契約にするか迷う場合は、まず月払いで自分のクレジット消費量を確認してから判断する方法もあります。
Templateを選んでPromptや入力画像を設定する
契約後、初めてWorkflowを動かすなら左サイドバーのTemplateから目的に近いものを選びます。
Comfy CloudではTemplateに必要なプリインストールモデルが用意されているため、対応Templateならローカル版のようにモデルファイルを事前ダウンロードする手間を減らせます。
Templateを開いたら、CLIP Text EncodeなどのPrompt入力部分を変更します。
I2Vのように画像が必要なWorkflowではLoad Imageへ入力画像を設定します。
ComfyUIのノード操作そのものに慣れていない場合は、ComfyUIの基本的な使い方でノード接続やQueueの考え方を先に確認しておくと、Cloudでも操作しやすくなります。
Runを押して生成し、クレジット残高を確認する
Promptや画像など必要な入力を設定したら、Runを押してWorkflowを実行します。
公式ドキュメントではRunアイコンのほか、Ctrl+Enterでも実行できます。
実行後はQueueからWorkflowの処理状況を確認できます。
生成が完了したら画像や動画などの出力を確認し、必要であればローカルへ保存します。
クレジット残高や利用履歴はCredits関連画面から確認できます。
公式ドキュメントではSettingsからCreditsを開くことで現在の残高やCredit Historyを確認できると案内されています。
最初の数回は生成結果だけでなく、1回あたり何クレジット消費したかも確認してください。
自分の通常Workflowの消費量が分かれば、Standardで十分なのか、Creatorへ上げるべきなのかを判断しやすくなります。
Comfy Cloudを契約する前に知っておきたい注意点
Comfy Cloudは高VRAM環境を手軽に使える一方、ローカルComfyUIと完全に同じ条件で使えるサービスではありません。
特に確認したいのが、Workflowの実行時間、自前Custom Nodeの自由度、月間クレジットの期限です。
料金だけでプランを決めず、自分のWorkflowがCloud側の条件へ合うか確認してから契約してください。
Standard・Creatorは1回30分、Proは1時間まで
StandardとCreatorでは、1回のWorkflowを実行できる時間は最大30分です。
Proでは最大1時間へ延長されます。
この時間を超えたJobは自動キャンセルされるため、クレジットが大量に残っていれば1つのWorkflowを何時間でも走らせられるわけではありません。
通常の画像生成や短い動画なら問題にならなくても、長時間動画、高解像度アップスケール、複数モデルを連続処理するWorkflowでは30分を超える可能性があります。
契約前にローカルや他環境での実行時間が分かる場合は、クレジット量とあわせて確認してください。
ローカルのCustom Nodeを何でもそのまま使えるわけではない
Comfy Cloudでは、ComfyUIコミュニティで広く利用されているCustom Nodeの一部がサポートされています。
対応数は順次拡大されていますが、ローカル版のように任意のCustom Nodeを自分で自由にインストールして管理する方式とは異なります。
そのため、ローカルで作ったWorkflowをCloudへ持っていけば必ずそのまま動くとは限りません。
特定のCustom Nodeへ強く依存するWorkflowがある場合は、Cloud側で対応しているかを先に確認してください。
自前モデルをインポートできるCreatorへ上げても、Custom Nodeの自由度までローカルと同じになるわけではない点に注意が必要です。
月間クレジットは翌月へ繰り越されない
サブスクリプションに付属する月間クレジットは、請求サイクル終了時にリセットされます。
使わなかった分を翌月へ貯めておくことはできません。
一方、追加購入したTop-up creditsは購入から1年間有効です。
毎月の利用回数が少ない人が大量の月間クレジットを目的に上位プランへ契約すると、使い切れず失効する可能性があります。
プランは「最大で何回生成するか」よりも、「通常月にどれくらい使うか」で考えたほうが無駄を抑えやすくなります。
Comfy Cloudのプラン変更・解約方法
Comfy Cloudは、一度選んだプランを使い続けなければならないわけではありません。
Plan & CreditsからManage subscriptionを開くとStripe側の管理画面へ移動でき、サブスクリプションの変更やキャンセルを行えます。
そのため、初月はStandardで使い、必要になってからCreatorやProへ上げる方法もあります。
プランは途中でアップグレード・ダウングレードできる
Comfy Cloudのプランは途中でアップグレードまたはダウングレードできます。
Plan & CreditsからManage subscriptionへ進み、変更するプランを選択してBilling Portalから確定します。
現在より高いプランへアップグレードする場合は価格差を支払い、その差額に対応するクレジットが付与されます。
反対に下位プランへダウングレードする場合は、現在の請求期間が終了したあとに新しいプランへ切り替わります。
最初からProを契約して使い切れるか心配な人は、必要最低限のプランから始めて実際の使用量を確認する方法が現実的です。
解約しても現在の請求期間終了までは利用できる
解約する場合は、Comfy CloudへログインしてPlan & Creditsを開き、Manage subscriptionからStripeへ移動します。
そこでCancel subscriptionを選択すると自動更新を停止できます。
キャンセルした瞬間に利用できなくなるわけではありません。
現在の請求期間が終了するまではサブスクリプションが有効で、期間終了後に更新されなくなります。
必要になった場合は再契約も可能です。
「使うか分からないから解約できず怖い」というサービスではないため、自分の利用頻度に合わせて契約期間を管理してください。
Comfy Cloudのよくある質問
Comfy Cloudへ契約する直前に迷いやすい、無料利用、GPU、自分のLoRAについて確認します。
料金や機能は変更される可能性があるため、実際に契約する際は最新のPlan & Creditsや料金画面も確認してください。
Comfy Cloudは無料で使える?
Comfy Cloudは、サブスクリプションなしでも画面を閲覧したり操作したりできる部分があります。
ただし、Workflowを実際にRunして生成するには有効なサブスクリプションが必要です。
また、Top-up creditsだけを持っていても、Cloudで生成を実行するには有効なサブスクリプションが必要と案内されています。
一方、セルフホストのローカルComfyUI自体は無料で利用できます。
GPUをすでに所有しているなら、Cloudへ課金せずローカル環境を構築する方法も比較してください。
StandardでもRTX 6000 Pro 96GBを使える?
Comfy公式料金ページでは、Comfy Cloud全体のMachine SetupとしてBlackwell RTX 6000 Pro、96GB VRAMが案内されています。
Standard・Creator・Proの料金差は、主に毎月のクレジット、自前モデルのインポート、Workflowの最大実行時間、API同時実行数などです。
そのため、Standardを選んだらVRAMが16GBになるというようなプラン分けではありません。
安いプランでも、月間クレジットや30分のWorkflow上限などが自分の用途に合えば利用できます。
自分のLoRAを使うならどのプラン?
自分のLoRAをインポートして使いたい場合はCreator以上を選びます。
Standardでは自前モデルのインポートに対応していません。
CreatorまたはProでは、CivitaiやHugging Faceから対応するモデルやLoRAを取り込めます。
単純に生成回数が少ないからStandardを選ぶのではなく、自前LoRAが必要かどうかもプラン選択の条件にしてください。
まとめ|Comfy Cloudは利用量と自前モデルの有無でプランを選ぼう
2026年8月10日時点のComfy Cloudは、Standardが月20ドル・4,200クレジット、Creatorが月35ドル・7,400クレジット、Proが月100ドル・21,100クレジットです。
プリインストールモデルを中心に試すならStandardが入口になります。
自分のモデルやLoRAを使いたいならCreator以上を選びます。
1回30分を超える高負荷Workflowを実行する必要があるなら、最大1時間まで利用できるProを検討してください。
ただし、月額料金を払えば使い放題ではありません。
WorkflowがGPU上で実行されている時間とPartner Nodesにクレジットを消費し、月間クレジットは翌月へ繰り越されません。
利用量が一時的に増えた場合はTop-up creditsを追加購入できるため、最初から必要以上に上位プランを契約する必要はありません。
また、Comfy CloudはBlackwell RTX 6000 Proの96GB VRAM環境を利用できる一方、Custom Nodeや自前モデルの扱いにはローカル版との違いがあります。
高性能GPUを持っておらず、まず動画生成AIや重いWorkflowを試したいならCloudは有力な選択肢です。
すでに十分なGPUを所有していて、自由にモデルやCustom Nodeを管理しながら高頻度で生成するならローカルComfyUIも比較してください。
Cloudと自前GPUで迷っている場合は、動画生成AI向けGPU・VRAMの選び方で16GB・24GB・32GBの違いを確認し、GPUの購入費と毎月のCloud利用料を自分の使用頻度に合わせて比較してみてください。
まずComfy Cloudを試すなら、プリインストールモデル中心ではStandard、自前LoRAが必要ならCreator、30分超のWorkflowが必要ならProという基準で選び、実際のクレジット消費量を確認してからプランを調整する方法が無駄を抑えやすくなります。

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